徒根屋について

理念

キュウヌ視点 

「着眼大局 着手小局」という言葉を、ある方から教えていただきました。
必要な時に、必要な言葉をいただけることに、人生の先輩の方々に感謝しています。

「着眼大局 着手小局」物事を大きな視点から見て、小さなことから実践するという意味。
「着眼大局」とは物事を全体的に大きくとらえること。
また、広く物事を見てその要点や本質を見抜くこと。
「着手小局」とは、細かなところに目を配り、具体的な作業を実践をすること。
まずは、全体を眺め、大きな方向性を定めて、そこから具体的な行動に落とし込み実践していくということ。

柔軟、全体、部分、目的、手段について考えることは、仕事の場面はもちろんです。
それ以外のいろいろな目標達成や問題解決の場面でも必要だと思います。
「問題の本質はどこにあるのだろう?」と大きな視点から見て、誰が?ではなく、何が?と、横から見て、即、改めて行動することを学びました。

「それらを解決するには、具体的にどのような行動をすればいいのだろう?」と目的から具体的な行動に落とし込んで、実際に行動をする。
細部にとらわれて、全体を見渡せなくなって、俯瞰できなくなってしまうと、目的を忘れて、手段にすぎない部分に、はまってしまう。
私も何度もこれまで、いきつもどりつしてきました。
「いったいこれは何のためにやっていたんだろう?」
手段にはまってしまって、目的や本質から離れてしまったことがありました。
他者に対して、何かを伝えようとする場面においてもそうです。
「全体→部分」「目的→手段」「本質→具体化」流れをしっかり押さえていないと、なかなか伝えたいことが伝わりませんよね。

私たちの会社は、奄美群島や、島との関わりがあるから、私たちは、生き活きしています。
いま、ここ、わたし。
今、ここにある、事業の、本質を理解し、島、Mother island 100年先へ、共に豊かなシマを構築してゆきたいと、思っています。

徒根屋 代表 山中 順子

徒根屋(徒根屋)命名の由来

“観る、聴く、触れる、嗅ぐ、味わう”
「五感」に響く日本伝承、美と感じる力、多様性を軸にしています。
私たちは食、美、志、人、野生、文化を100年先の未来に日本文化を伝承したい。
「にほんまなびあそび」をしながら、日本をアジア、世界に美と健康をアート(文化)と自然に寄り添った食、歴史、文化を添えて語り継ぎ後世に伝承します。

徒根屋の名前は、※徒根屋への想いに由来します。

「徒」は”「仲間」(共に)”、
「根」は”物事の元” 大事な幹の部分(歴史や文化)を意味し、
「屋」は”場所を意味し”、
「自然の恵みや大切な根の部分をみんなで共に、輝き共有できる時空間」という意味で名づけました。

人知れずこつこつ丹精込めて物を作っている人がいます。
採算を度外視して、ひたむきに作物を栽培している人がいます。
地場産品をもっと多くの人に 届けたいと思っている人がいます。
自然を大切にし、寄り添い、自信を深め磨いている人に寄り添いたい。
徒根屋は、そうした人々のそばに身を置いて、その地域の根の部分を大切にしながら共に考え、共に汗を流し、共に可能性の光を追求します。

※奄美の聖地徒根屋の意味
中世の奄美・沖縄ではムラの祭祀を司るノロという女性がいて、人々から「カミ」と呼ばれていました。ノロの方々が集まってカミ祭りをする家はアシャゲ、ノロの住む家は徒根屋と呼ばれ、奄美大島や加計呂麻島の集落には現在も残っています。
集落(シマ)の心のよりどころ、人々の根の部分として大切に保存されています。

代表挨拶

まずはこのサイトに目を通してくださった事を心より感謝いたします。

弊社は2005年より奄美群島の特産品や観光支援の事業として徒根屋特産品事業部を立ち上げ、以降奄美群島の特産品の販売や卸、鹿児島、九州イベントを主に百貨店に出店。地域の祭り大学などで「文化×特産」日本の宝を五感で知ってもらう地域活動など推進し現在に至ります。
 
2000年に初めて奄美大島を訪ねて依頼、私は写真家として100歳の生命、長寿者の知恵を撮り続けています。2014年には日本経済新聞 文化欄でも取り上げられ好評かをいただきました。これも日頃から皆様のご指導と支援のお陰だと心から感じている次第です。
 
地元である神奈川・横浜に拠点をおき「消費地×産地」奄美大島や他産地と繋ぐ循環型の6次観光を構築しています。地域を観る・撮る。そして創る・得る。その視点の軸でこの活動は少しづつですが広まっております。写真家というアート感とジャーナリズムという真実を見る視点があるからこそ産まれた仕組みでブランディングの形です。
今後も様々な産地と人を結ぶ活動を形にしてゆきます。

設立日には意味があります。
奄美大島の高校球児が21世紀枠で初の甲子園出場という喜ばしいニュースがあり、私もこの情熱とともに「今、頑張るしかない!」と思い立ち、平成26年3月25日(2014)豪速球で甲子園出場と同じ日に立ち上げよう。「徒根屋株式会社」として奄美や日本の産地を応援する日本伝承する会社にしよう「事業ではなく企業へ」という思いで設立いたしました。
また、奄美市が推進する「奄美ふるさと100人応援団」まーじんネットワーク事業の製作を機に、更なる応援ができるよう事業から企業へと現在も構築しています。

さまざまな困難の波は幾度もありました。何度も何度も乗り越えてきました。波に乗るには体力が必要です。自然界から学ぶ知恵を大切にしている弊社の精神は常に「情熱」です。面白いと思う事はまずやる。まずやってみる。できるまでやる。
人を蹴落とす言葉や人の事は気にしていられない!あくまでも私たちはボーダレス&ナチュラル。人としてどちらも決して欠かしてはいけないものだと思っております。
 
近年たびたび起こる自然災害、企業の不祥事、目を覆いたくなるばかりです。日本の秘産地は人口減、本物が減少し日本らしさが薄れています。東京オリンピックも目前、奄美世界自然遺産も目前です。
 
社員、スタッフ、ボランティアチーム共々、出逢った皆様の心に繋がれるよう「心身が元気で長生き」日々精進してまいります。そして真実を貫き通せば必ず良い方向へ向かうと信じています。
これからも我が社の取り組みをご理解、ご協力賜りますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。

代表プロフィール

代表取締役 山中 順子

  • 奄美観光大使、奄美ふるさと100人応援団
  • 道草塾 一般社団法人 理事
  • 奄美大島紬を伝承する会 代表
  • 奄美手帳製作委員会 代表
  • 島根県遣島使
  • ARTist:写真家/大島紬クリエイター 

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